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カマキリが両手を使って餌を2匹同時に捕食?ミルワームを片手で捕まえる器用な行動

この間、ウスバカマキリという絶滅危惧種のカマキリを保護したという記事をこのブログに投稿しました

カマキリはミルワームの成虫を食べる?果たして小型甲虫ミールワームを餌に出来るのか - ♨の人の気ままな日記

今週のお題「わたしの自由研究」しばらく前から、家の近くに何故か同じ場所でずっと動かないカマキリがいました 最近はカマキリとかの大型昆虫はめっぽう見なくなったなぁ……と思いつつも特になにもしなかったのですが、流石に三日目ともなると興味が湧いてきたのでとりあえず捕まえてみることにしました…

それから特に何も無く、今現在も元気に生きているのですが、本日餌をやる際に面白いものを見られたのでそれを報告がてらに記事にしたいと思います






カマキリって両手で獲物を捉えるよね

カマキリがあの両手の鎌で獲物を捉えて食べるのは、多分この世のどんな人でも知ってる事だと思います

具体的には獲物を見つけるとゆっくりと近付き、両手の鎌で一気に獲物を捉えて即座に生きたまま食らいつく。これがカマキリの捕食方法です

これが結構面白く、そのものすごい速度と緊張感が好きで私はたまーに餌をやる時じっとケースを見ることがあります

で、今回もいつも通りの速度でミールワームを捉えて捕食していたのですが、本日はいつもと違い少し面白い状況に遭遇しました






捕食中に片手でもう一匹ミルワームを捕獲した

カマキリは両手の鎌で獲物を捉えて食べるのですが、その際はカマの間、つまりは真ん中から齧り付くため基本的に腹から食べることになります

その際ミルワームやオンブバッタのような細い身体を持つ虫だった場合、途中で半分にちぎれてしまうことがあります


その際は基本的に片手の方を食べてからもう片方を食べる、という捕食方法のため、結構な頻度で片方のカマが開くことがあります

基本は片手が空いても特に何もすることは無いのですが、本日は様子が少し違いました

なんと途中でもう一匹ミルワームを片手で捕獲したのです



カマキリというのは基本的に両手の鎌を同じ動き、同じ速度で動かして獲物を捉えます

ですが本日は上にも書いている通り、片手でミルワームの半身を挟んだまま片手でもう一匹ミルワームを捕獲したわけです



私は小さい頃は虫を捕まえまくるタイプの人間で、小学生の頃なんかはカマキリを捕まえたらとりあえず飼育するというタイプの子供だったのですが、正直こんな行動は一度も見た事がありません

一応、アシダカグモなんかは捕食中でも獲物を見つけるとそれを放り出して捕獲するというのは知っていましたが、まさかカマキリがそんな行動をするとは

探してみたところ、このような動画が見つかりました


弱肉強食!巨大カマキリが一度に2匹のニホンミツバチを食べる

まさにこんな感じです
やっぱり生き物の飼育は、こういう所が一番楽しいですね






一般的なカマキリの寿命は半年くらいらしい

一般的なカマキリの寿命は半年位で、だいたい11月頃で息絶えてしまうそうです

今のところ私のカマキリは元気に生きていますが、そろそろ寿命なんですね。

虫といえども飼ってみると情がわくもので、基本放置でもやはり多少思うものがあります

今私が飼育しているカマキリはウスバカマキリという貴重なカマキリなので、寿命を迎えた後には標本にしたいと思います

というわけで今回はここまで

以上です